夏の暑さや冬の寒さを我慢せずに快適に過ごしたいと思いつつも、昨今の物価高の影響でエアコンの使用を躊躇されるご家庭も多いのではないでしょうか?
エアコンの機能の中で、自動運転にすると節約になると聞いたことがある方もいると思います。ですが、「エアコンにずっと運転を任せっぱなしで電気代が高くなってしまわないか」「自動運転より弱運転の方が節約になるんじゃないか」など不安になる点もたくさんありますよね。
今回の記事では、自動運転がどうして節約になるのか、自動運転にした場合のデメリット、節約効果を高めるための工夫などを詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
自動運転の魅力を知って、節約をしながら快適な毎日を過ごしてみてはいかがでしょうか。



この記事で分かること
- 自動運転をつけっぱなしにすると電気代の節約になる。
- 1日11時間、一か月連続で自動運転を使用すると弱運転より約990円安くなる。
- 自動運転の風が止まらない現象はサーキュレーターの併用で解決する場合がある。
- エアコンの設定温度を1℃控えるだけで約10~13%電気代が節約できる。
- 暖房使用時サーキュレーターは部屋の中央に上向きで置くと、効果的に空気を循環させられる。
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エアコンの自動運転を何気なく使用されている方もいるかと思いますが、そもそも自動運転とはどういった機能なのでしょうか。
まず自動運転とは、室温や湿度をエアコン本体や室外機のセンサーで感知し、自動で温度や風量を調整しながら快適な室内環境を整える運転モードのことです。
昨今は、AIの発達が目覚ましく、人がどこに何人いるか?家具の配置はどうなっているのか?住人の好みの設定温度はどの程度か?などを細かく学習し、より個々の状況に合わせた運転が出来るように進化しています。
手動でこまめな温度調整をする必要がなく、無駄なエネルギーを消費しないので、大変効率のいい機能であるとも言えます。
【メリット】自動運転はつけっぱなしが電気代の節約になる
ここでは、自動運転を使用した際のメリットをご紹介します。自動運転の最大のメリットは、つけっぱなしでも電気代を節約できる点です。
つけっぱなしにしたら、その分の電気代が高くなるんじゃないの?という疑問をお持ちの方もいるかと思いますが、実はそうではありません。
その理由を次の項目で詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
自動運転が電気代の節約になる理由とは?
なぜ自動運転で電気代を抑えられるのでしょうか。理由はエアコンの仕組みにあります。エアコンは使用を開始する際の、室温と設定温度の差が大きい時に一番電力を使用します。
そのためエアコンを使用する際は、できるだけ電源のオンオフをせずに一定の温度のまま室温を保つ方が節約になるのです。ただ、それを手動でしようと思うと微妙な温度調整が難しい上に、常に室温を気にしながら設定温度や風量を調整し続けなくてはいけなくなり、大変な労力を使うことになります。
そこで登場するのが、自動運転です。自動運転を使用すると室温と設定温度の差が大きくあるつけ始めは、強い風量で一気に設定温度に近づけ、設定温度になった後は一定の温度を弱い風量で維持するので、無駄な電力が一切かかりません。
また新しい機種だと、一定時間、人が部屋を離れると省エネモードに切り替えたり、一時停止したりするものもあるので、最低限の電気代でエアコンを使用できるのです。必要以上に寒すぎたり、暑すぎたりすることもなくなるので、節約だけでなく健康にも優しい機能と言えます。



エアコンの自動運転を1日・1ヶ月つけっぱなしにしたときの電気代はいくら?
それでは、具体的に自動運転を1日もしくは、1か月間つけっぱなしにした場合の電気代はいくらくらいになるか、今回はダイキン、三菱、富士通の3メーカーの最新機種を参考に具体的な電気代を算出してみました。
気温と設定温度の目安は、JISで定められた期間消費電力量の設定をもとに以下の条件で計算しました。
期間消費電力の詳細
外気温度:東京をモデルにする
住宅:JISC9612による平均的な木造住宅(南向き)
部屋の広さ:機種に見合った広さ
●夏:冷房期間5/23~10/4(135日間) 6:00~24:00(18時間) 設定温度27℃
●冬:暖房期間11/8~4/16(160日間) 6:00~24:00(18時間) 設定温度20℃
引用元:Panasonic
https://panasonic.jp/aircon/contents/cost-heating.html?utm_source=chatgpt.com#accordion-34fa200dc0-item-495cd84071-accordion
メーカー 機種 | 冷房期間消費電力 | 暖房期間消費電力 | 一日つけっぱなし 冷房 | 一日つけっぱなし 暖房 | 一か月つけっぱなし 冷房 | 一か月つけっぱなし 暖房 |
ダイキン うるさらX Rシリーズ 10畳 | 230W | 560W | 約70.4円 | 約144.7円 | 約2,113円 | 約4,340円 |
三菱 霧ヶ峰 Zシリーズ 10畳 | 213W | 555W | 約65.2円 | 約143.4円 | 約1,956円 | 約4,301円 |
富士通 ノクリア Xシリーズ 10畳 | 221W | 569W | 約67.7円 | 約147.0円 | 約2,030円 | 約4,410円 |
あくまで、先ほどの条件で1日もしくは1か月つけっぱなしにした場合の電気代の目安ですが、思ったより安いと感じた方も多いのではないでしょうか。
極端に暑い地域や寒い地域にお住まいの方を除いて、この金額より毎月の電気代が大幅に多い場合は、エアコンの運転モードや電源のオンオフのタイミングを見直したら節約が出来る可能性があります。
また、エアコンを購入してから10年以上経過している場合などは、エアコン自体の消費電力が高い場合があるので、買い替えを検討されるのもおすすめです。細かい電気代の計算方法が知りたい方は以下のページで詳しく解説しています。
>>エアコンを1ヶ月つけっぱなしにすると電気代はいくら?節約方法も解説!
自動運転より弱運転の電気代が高くなる理由
自動運転が節約になるのはご納得いただけたかと思いますが、自動運転より弱運転でエアコンをつけっぱなしにした方が、さらに節約になるのではないかと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ですが、弱運転でつけっぱなしにするより、自動運転でつけっぱなしにした方が節約効果が高いのです。理由は、先ほどもお伝えした通り、エアコンのつけ始めの電力の消費量が影響しています。
室温と設定温度の差が大きい、エアコンのつけ始めから弱運転を使用すると、温度が下がるまでに時間がかかりすぎてしまい、設定温度に達するまで非常に多くの電力を消費することになるのです。
その結果、自動運転で設定温度まで一気に温度を調整した方が、トータルで見たときに消費電力が抑えらえるのです。
ダイキンが実験をしたデータでは、自動運転と弱運転でそれぞれ一日11時間、冷房をつけっぱなしにした場合、1か月の電気代は自動運転の方が約990円も電気代が節約できると結果が出ています。
エアコンの風量設定 | 消費電力量 (8:00~19:00) | 1日の電気代 (8:00~19:00) | 電気代1か月換算 (30日) |
風量:弱 | 3.85kWh | 約119円 | 約3,570円 |
風量:自動 | 2.79kWh | 約86円 | 約2,580円 |
引用:DAIKINhttps://www.daikin.co.jp/air/life/issue/mission09
以上の結果からも分かるように、一見安上がりになりそうな弱運転ですが、節約を目的とするのであれば、エアコンは自動運転でつけっぱなしにするのが効果的と言えます。




【デメリット】自動運転は冬寒い?ずっと強風?
実は、自動運転にした際のデメリットはほとんどありません。ただ、使用している環境やエアコンの機種によっては、運転音がうるさかったり、風量が弱くならず風が出続けて寒いなどのお悩みを抱えている方もいます。
これらの原因と解決方法ですが、まず運転音がうるさい原因として考えられるのは、外気の急激な温度の変化です。
夏、日中に気温が急上昇した場合や、冬の夕方以降に気温が急降下すると、外気と設定温度に差が出来てしまい、エアコンが設定温度に合わせようと強い風量で調整するのが原因です。
この場合は残念ながら適切な対処法はないのですが、機種によっては暖房使用時のみ室外音を低めに設定できるものもあるので、気になる方は試してみてはいかがでしょうか。
また、外気温に関係なく音がうるさい場合や異音がする場合は故障の可能性があるので、メーカーに相談するのをおすすめします。
次に、風量が弱くならない場合や風が止まらない場合ですが、次の3点が原因として考えられます。
・センサーが汚れている
・キッチンなど熱を発する場所や、日光が強く差し込む窓がセンサーの近くにある
・エアコンのセンサーが部屋の上部にしか反応しない
まずセンサーが汚れている場合ですが、これはセンサーが温度を上手く感知できず、エアコンが設定温度になっても稼働している状態なので、センサー周辺を掃除すると解決します。
次にセンサーの近くに、熱を感じる場所や窓が近くにあると、センサーが暑さを感じすぎてしまい、温度を下げ続ける場合があります。この場合は、残念ながら対処法がないので手動での操作に切り替えたほうがいいです。
最後にエアコンのセンサーが部屋の上部にしか反応しない場合ですが、暖かい空気が上部に溜まりやすいのが原因で、夏の暑い日は温度が下がりすぎ、冬の寒い日は希望通りの温度まで暖まらない場合があります。
この場合は、空気を循環させれば設定温度になるように調節してくれるので、サーキュレーターなどを併用すれば解決します。お困りの方はぜひ試してみてください。
電気代の節約になる自動運転の設定温度
ここまでは、自動運転のメリット、デメリットをご紹介してきましたが、実際に自動運転を使用するなら、何℃に設定すれば節約になるか気になりますよね。
ここでは、自動運転使用時に節約になるおすすめの設定温度をはじめ、メーカーごとの自動運転の標準設定温度の特徴をご紹介します。
自動運転の使い方がいまいちピンと来ない方はぜひ参考にしてみてください。
【冷房運転・暖房運転】自動運転の設定温度
エアコンを使用する際の設定温度は、冷房使用時は28℃、暖房使用時は20℃が推奨されており、これは自動運転を使用する際にもあてはまります。
ただし、年齢や性別によっては、体感温度が大きく違うので注意が必要です。具体的には、女性は男性に比べて筋肉量が少ないため3〜5℃体感温度を低く感じたり、赤ちゃんは体温調整能力が未発達のため、大人に比べて暑さ寒さを±3℃程度、過剰に感じたりする場合があります。
そのため推奨温度は目安にしながら、ご自身にあった温度設定をするのが重要です。一部の機種では、この体感温度の差もAIで感知した上で適温に調整してくれる商品も発売されています。
冷房運転の際に温度を1℃上げると約13%、暖房運転の際に温度を1℃下げると約10%の消費電力の節約になるので、サーキュレーターや毛布などを併用しながら、無理のない範囲で推奨温度に近づてみてはいかがでしょうか。
自動運転で温度設定ができない?標準温度は何度?
自動運転を使用する場合、エアコンの機種によっては温度設定が出来ないものもあります。その場合はもともとの標準温度が決められていたり、AIによって都度、自動的に適温が算出されたりします。
今回は、「エアコンの自動運転を1日・1ヶ月つけっぱなしにしたときの電気代はいくら?」の項目でご紹介した3メーカーの最新機種のエアコンを例に、自動運転時に使用される標準温度をご紹介します。
ご自宅のものとも照らし合わせて、使用する際の参考にしてみてください。
メーカー | 自動運転使用時の標準温度 |
ダイキン うるさらX Rシリーズ | 適温を室温と屋外温度から判定。適温から±8℃まで自身で温度調整が可能。 適温はリモコンのお知らせボタンで確認できる。 |
三菱 霧ヶ峰 Zシリーズ | 16~31℃で0.5℃間隔で設定可能 |
富士通 ノクリア Xシリーズ | 室温に合わせて自動的にAIが温度設定。 30℃以上→冷房27℃、27~30℃→冷房26℃、24~27℃→除湿23℃、 22~24℃→監視運転(送風)、22℃未満→23℃ |



自動運転のプラスマイナスはどっちにすればいい?
先ほどの項目でご紹介した通り、エアコンの種類によっては、自動運転に標準温度が設定されていてご自身で好きな温度を設定できない機種があります。
その場合、エアコンの液晶やリモコンのボタンに「+1」「-1」等の表記があれば、標準温度に対して1℃刻みで温度を上げたり下げたり出来ます。
寒さを感じる場合は「+1」で1℃温度を上げ、暑さを感じる場合は「-1」で1℃温度を下げることが可能です。それでも希望の温度にならない場合や、そもそもこういった調節機能がなく、標準温度では暑すぎたり寒すぎたりする場合は、自動運転ではなく冷房や暖房の使用に切り替えたほうが良いです。
エアコンの節約効果を高めるポイント
自動運転の魅力をここまでお伝えしてきましたが、自動運転と合わせて行うとさらに節約効果が期待できるコツがあるのでご紹介します。
一度してしまえば、節約効果が持続するものや、お手軽で試しやすいものもあるので、ぜひチャレンジしてみてください。
エアコンのフィルター掃除をする
エアコンのフィルター掃除はどの程度の頻度ですれば節約になると思いますか?季節の変わり目にのみ掃除をするご家庭も多いかと思いますが、答えは2週間に1度です。
理由は、エアコンのフィルターが埃などで目詰まりをしてしまうと、空気が上手く流れなくなってしまい、冷房使用で約4%、暖房使用で約6%もの電力が無駄に消費されてしまうからです。
なので、2週間に1度のまめなお手入れが必要になります。
掃除の仕方は簡単で、フィルターの表面と裏面の埃を掃除機で吸い取り、さらに汚れがひどい場合には水洗いをすると目詰まりが解消されます。
エアコンにおそうじ機能が搭載されている場合は、一日の内の数時間は掃除機能を使用する時間を作るようにすると、埃を掃除機で吸う手間が省けるのでおすすめです。
ただし、おそうじ機能のみでは油汚れや臭いは取れないので、油汚れが目立ってきたり臭いが気になる場合は水洗いをするようにしてみてください。
また、フィルター以外のエアコンの内部の掃除は、個人で行うのが難しく故障や事故の原因にもなるので、専門業者に依頼するのをおすすめします。
扇風機やサーキュレーターと一緒に使う
自動運転のデメリットの項目でもお伝えした通り、冷たい空気は下方向へ、暖かい空気は上方向にたまりやすい性質があります。
なので、扇風機やサーキュレーターを併用すると、部屋の中の温度が均一になり、冷房を使用する際に温度が下がりすぎたり、暖房を使用する際になかなか暖かくならなかったりするのを防げます。
また、扇風機やサーキュレーターで上手く空気を循環させるには、設置する場所と方向にコツがあります。以下を参考にお家でも使用してみてください。
●冷房使用時:エアコンを背にして設置し、壁に向かって風を出す。扇風機であれば、体に少し風をあてると体感温度がさがる。
●暖房使用時:部屋の中央に設置し天井に向けて風を出す。もしくは、エアコンの対角線上に設置しエアコンの吹き出し口に向けて風を出す。
上記のようにサーキュレーターを設置していただくと、天井や床にたまった空気が上手く循環するので、素早く、長時間、快適な温度を感じられます。お持ちの方は一度試してみてはいかがでしょうか。



エアコンの室外機周囲に障害物を置かない
室外機の周りに障害物があると、冷暖房の効率が落ちてしまいます。なぜなら、室外機の前方に障害物があると、吹き出し口から排出された冷風や熱風を再度吸い込んでしまい、エアコンの温度調整に時間がかかってしまうからです。
温度調整に時間がかかると、その分電気代も上がるので、室外機の前方1m程度には障害物を置かないようにするのが良いです。
ただし、障害物を置いたらいけないからといって、遮るものが何もないところへ置くと、直射日光があたり、冷房使用時に熱風を放出する効率が落ちてしまいます。
なので、日除けとして「よしず」や「すだれ」などで日陰をつくると効果的に熱を逃しながら、排出した冷風や温風も吸い込まないので、節約になります。
一度設置方法を見直してしまえば、半永久的に節約効果が期待できるので、ぜひ試してみてください。
断熱シートや断熱カーテンで熱を遮断する
最後におすすめなのが、断熱シートや断熱カーテンの利用です。建物の構造上、窓が一番熱の出入りの激しい場所なので、まずは窓に断熱シートを貼り外気の影響を受けづらく、調整した室温を逃さないようにするだけでも大きな節電効果が期待できます。
あわせて、断熱カーテンを使用すると、外気を遮断しながら、太陽光の熱を吸収し、冷気や暖気を逃がさないようにするのが可能です。
特にカーテンはさまざまな種類のものが販売されているので、選ぶ際はご家庭の窓にあったものを選ぶのが重要になります。
注目するポイントは、厚手で遮光や遮熱性能が高いもので、床までしっかりと届くものを選ぶと良いです。
内側にレースのカーテンを併用すると、室内側のカーテンとの2重構造になって空気の層ができ、保温効果が高まるのでぜひ試してみてください。


まとめ
今回はエアコンの自動運転についてお伝えしました。一見、自動運転だと無駄に電力を使用しそうなイメージもありますが、実は節約にぴったりな有能な機能です。
最新の機種は、個人個人の好みや生活スタイルに合わせて、全自動で温度や湿度、オンオフまで調整してくれるものもあるので、買い替えを検討されている方は様々な商品を比較してみるのも面白いですよ。
自動運転と一緒に、最後にご紹介した節約方法もぜひ出来るものから試してみてください。
面倒な温度調整はエアコンに任せて、家族みんなで快適な毎日を過ごしてください。