新卒として勤めているあなたの中で、以下のような不安や疑問を抱えていませんか?
「入社したばかりの新卒でも、退職代行を使えるのかな・・・」
「新卒が退職代行を利用したら、転職しにくいかな?」
「退職代行を使ったら、世間的にどう思われるのかな」
新卒で退職代行を利用しようと思うと、さまざまな疑問や不安が湧き上がってきますよね。
とくに、退職代行を利用した際のデメリットや、世間の反応が気になるところ。
実は、退職代行を利用した新卒社員は少なくありません。
入社からたったの数ヶ月で退職代行を利用し、前向きに退職できた人もいます。
また、新卒で退職代行を利用することに対して世間の反応は賛否両論ありますが、「賛成派」が多く見られるのも事実です。
この記事では、新卒が退職代行を利用することについて、体験談や世間の反応も含めて紹介したいと思います。
読み終えたときには、退職代行に対して前向きに検討できることでしょう。
【結論】新卒で退職代行を活用するのも一つの手
新卒で退職代行を利用することに対して迷っているあなたへ。
結論を述べると、新卒で退職代行を活用するのは一つの有効手段ですよ!
新卒として働き出したのに退職したくなる理由は、人によってさまざまだと思います。
「説明会や面接で聞いていた業務内容と、実際の業務が大きく異なっている」
「労働時間が長すぎて、休みがほとんどない」
「上司や先輩からのパワハラ・セクハラがひどすぎる」
このような状況に直面すると、次第と会社に居づらくなり、「この会社に長く勤めたくない!」「転職して自分に合う環境で働きたい!」と思うのが自然です。
しかし、自分から退職の意志を伝えることは、新卒だとなかなか勇気が要るものです。
いつか伝えよう・・・と先延ばしにしてしまい、我慢して働く人も多くいます。
また退職の意向を伝えたとしても、会社によっては新卒社員を逃したくないとして、強引に引き止めてくるケースもあります。
この場合、ますます辞めづらくなってしまい、結果としてうつ病を発症してしまった・・・というケースもあるのです。
どうしても自分からは言い出せない、または会社が強引に引き止めてきて退職が難しい場合、退職代行の利用がおすすめです。
退職代行は、たとえ新卒であろうと、試用期間中であろうと利用できます。
そもそも、退職するタイミングは労働者が自由に決められます。
それをサポートしてくれるのが、退職代行というサービスなのです。
「新卒」というゴールドカードを手にしているのは、人生で今だけです。
このゴールドカードさえあれば、次の会社でやり直しをするチャンスはいくらでもあります。
退職するのはもったいない、と我慢して精神を病んでしまっては、せっかくのゴールドカードを腐らせるだけ。
そっちのほうが、非常にもったいないと思いませんか?
たとえ周りから反対されたとしても、これはあなたの人生です。
退職代行を有効活用して、自分に本当に合う会社を見つけましょう。
新卒で退職代行を利用するデメリット
「新卒で退職代行利用することで、なにかデメリットはないのかな・・・?」
と、疑問が浮かぶ人もいるでしょう。
結論から言えば、退職代行を利用するデメリットはあります。
しかし、このデメリットをしっかりと理解して対策すれば、あなたにとって大きな不利になることはありません。
以下、退職代行の利用による主なデメリットを2つ紹介します。
転職時にしっかりとした理由が必要
退職代行を利用したからといって、次の転職先にその事実を知られることはありません。
退職代行側にも退職した会社側にも「個人情報守秘義務」があるため、外部に漏れることはないのです。
そのため、わざわざ転職の面接時に「退職代行を利用して辞めました」と伝える必要はありません。
しかし、入社してから短期間で辞めた事実だけは隠せないです。
世間的には、「1つの会社に3年以上勤めている人」のほうが信頼されています。
1~2年の短期間で辞めてしまうと、面接官に「入社してもすぐ辞めてしまう人かも」と思われてしまう可能性が高いです。
転職面接時には、退職した会社の不満点や後ろ向きな理由を述べるのではなく、前向きな理由を用意しましょう。
ポジティブな内容に変換して伝えることで、「仕事に対して意欲のある前向きな人だな」という印象を与えられます。
最初は営業職希望で入社しましたが、実際に配属されたのは事務職でした。
営業職としてお客様と接しながら営業スキルを磨きたい希望があったため、上司に営業職へ就きたいことを伝えましたが、営業職の人数制限が急遽決まってしまったために難しいとの回答でした。
そのため退職を決意し、営業に力を入れている御社への入社を希望します。
前の会社では残業時間や休日出勤が多く、スキルアップの時間をとることが難しい状況でした。
休日をしっかりと確保されている御社に入社できましたら、空いた時間で勉強をして自らスキルアップに励み、貢献したいと考えています。
退職代行を利用して辞めた事実を後ろめたく思う必要はありません。
堂々と自信に満ちた表情で、転職面接に挑みましょう!
退職代行を使うことがクセになってしまう
退職代行を利用すれば、会社側とのやりとりをほとんど委任(退職届や返却物の郵送などは必要)できます。
指定料金を支払えば、あとは基本的に何もすることがないので、すんなりと退職できることに驚く人も多いです。
「こんなに簡単に辞められるなんて、とても便利じゃないか!」
と味をしめた人は、その次の転職先で少しでも嫌なことがあれば、再び退職代行を利用して辞める傾向が強いです。
このように退職代行を使うのが癖になってしまうと、自分自身の成長につながらないのでおすすめしません!
退職代行を利用する前には、自分自身に以下の問いかけをしてみてください。
「自分でなにかを変える努力をしただろうか?」
たとえば、上司に自分の希望を伝えてみた、環境を少しでも変えようと交渉してみた、今の環境で身につくスキルを得ようとした、など。
すべてを環境のせいにするのではなく、自分の今いる会社の状況や環境を整理し、その中で自分ができることを考えて実行するのがおすすめです。
たとえ変えることができなかったとしても、この努力は次の転職先でも活きることでしょう。
新卒で退職代行を使うと後悔する人
会社を辞めたいと思っている新卒の人で、以下の退職理由に当てはまる場合は要注意です。
- 衝動的な感情で辞めたいと思っている
「仕事内容が気に食わない」「上司と性格が合わず嫌いになった」「同僚と喧嘩した」などの曖昧で衝動的な感情。
- スキルが磨ける環境だが重労働である
将来的に役立つスキルが身につく環境だが、仕事内容が多くて残業が伸びている、といった重労働が続いている。 - 上司に退職の意向を伝えていない
会社を辞めたいと思っていることを、上司に一言も相談したことがない。
これらの理由で退職代行を利用すれば、後悔する可能性が高いです。
なぜなら、その会社で学べるチャンスを自ら手放しているためです。
先ほども解説したように、退職代行を利用する前には、自分でできる努力をしてみましょう。
一番やりやすい方法は、周りの信頼できる人に相談してみることです。
きっとためになるアドバイスをくれますし、場合によっては状況が変化するきっかけとなる可能性もありますよ。
さらに、人に相談することで、自分の仕事に対するビジョンが深まることもあります。
衝動的に「辞めたい!」と思ったら、一度立ち止まって深呼吸してみましょう。
新卒で退職代行を利用した人の体験談
実際、新卒で退職代行サービスを利用した人はいるのかが気になりますよね。
Twitterでの投稿を調べてみると、新卒でサービスを利用した人または利用予定の人は多くいることがわかりました。
https://twitter.com/vgczztOq1eB7hBu/status/1308427751179780097
https://twitter.com/3h44oQDtRI6lRMC/status/1308327210273579008
https://twitter.com/qUxGKpMt1L5K2PY/status/1288772214704074752
https://twitter.com/mnmnm_01/status/1286523995345444864
https://twitter.com/yellow__minion/status/1284509694942277633
https://twitter.com/tatuking222/status/1278116416105771008
https://twitter.com/eGmwOt3b2L9r9QW/status/1275292460898414594
https://twitter.com/ImaskRimask/status/1254980893384425472
体験談を見ていくと、「退職代行を利用して良かった!」「気持ちが前向きになれた!」「転職活動がんばってます!」とのポジティブな声が多く見られます。
退職代行を活用することで、前向きな気持ちが持てるのはとても素晴らしいことですよね。
心身をすり減らしながら会社にしがみつく働き方よりも、退職代行ですんなりと辞めて次の目標を見つけたほうが、よほど健全的ではないでしょうか。
新卒が退職代行を利用することに対する世間の印象
「とはいえ、実際に退職代行サービスを利用したときに、周りの目が気になる・・・」
新卒が退職代行を利用することに対して、世間的にはどのような印象があるのでしょうか。
Twitterでの投稿を調べたところ、賛否両論の意見が散見されましたが、「反対派」よりも「賛成派」の意見が多く見つかりました。
以下、賛成派・反対派の意見を詳しく見てみましょう。
賛成派
自分から言い出しにくいなら利用しても良い、という意見
https://twitter.com/tore_neko/status/1223254452435443713
https://twitter.com/latte_snow/status/1240158642491387904
https://twitter.com/Another_Six/status/1272861223973875712
退職代行の利用は立派だ、という意見
https://twitter.com/i8gE3jDWiZ2Upol/status/1302501555866796032
https://twitter.com/kikankounet/status/1285879595196006400
心身病む前に利用したほうがいい、という意見
https://twitter.com/yiUiHTDVf3jkL2t/status/1294988880333041664
このように、「新卒でもすんなり辞められるなら、退職代行を利用してもいい」といった意見が目立ちます。
中には、「自分を大切にするために使うほうがいい!」との意見もあります。
現在は昔と違って、終身雇用や年功序列の働き方は崩壊し、会社に依存する必要性が薄れてきました。
そのため、会社を辞められずに心身を病むくらいなら退職代行を活用してもいい、と容認する意見が目立っているのですね。
反対・中立派
それでは、新卒の退職代行利用に反対あるいは中立的な考えの人は、どのような考えを持っているのでしょうか。
退職代行を利用するのは甘えだ、という意見
https://twitter.com/pppni_hi/status/1292093415975337985
自分の口から言ってほしかった、または言うべきだ、という意見
https://twitter.com/NYAMO_C5N4H4/status/1266619505347670016
https://twitter.com/zERj06Yxba5LLcY/status/1277123992768270337
https://twitter.com/gecca_drops/status/1214703059328102400
辞める理由を知りたかった、相談してほしかった、という意見
https://twitter.com/baby_asmr/status/1222307446456119301
https://twitter.com/wild_69_heart/status/1269871013531054080
https://twitter.com/kurara_crypto/status/1267345506977542145
退職代行は慎重になったほうがいい、という意見
https://twitter.com/okiteitakunai/status/1195926767464148992
https://twitter.com/12yusuke13/status/1263798390074142720
さまざまな反対・中立意見はありますが、最も多いのは「自分で退職の意向を言うべきだ」というものでした。
自分から何も退職の意向を伝えず、急に退職代行で退職されると、会社側としては不満が残るものです。
先ほども述べたとおり、退職代行を利用する前には、上司や信頼できる人に一言相談しておくといいでしょう。
まとめ
ここまで、
- 新卒でも退職代行を利用するのは有効手段であること
- 退職代行を利用するデメリットはあるが対策すれば問題ないこと
- 一時的な感情や、会社側に何の意向も伝えずに退職代行を利用するのはおすすめしないこと
- 実際に新卒で利用している体験談が多く見られること
- 世間的には新卒による退職代行利用は賛成派が多く見られること
を紹介しました。
新卒で退職代行を利用することは、決して違法ではありませんので、安心してください。
むしろ心身病むことなくすんなりと会社を辞めることができるのなら、ぜひ前向きに利用を検討してみるべきでしょう!
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