あなたは大企業、もしくは中小企業として勤務していて以下のような悩みをお持ちではないでしょうか?

会社を辞めたい
こんな理由で会社を辞めてもいいのだろうか

ここでは仕事を辞めたい理由ランキングを元に、辞めた方がいい職場の特徴について解説していきます。

辞めるべき会社の特徴は、就職先として避けた方がいい会社の特徴でもあるといえます。今後、転職活動をしていくときの参考にもしてみてください。
ではさっそく、「辞めた方がいい職場の特徴とは?辞めるべき会社まとめ」の問いに対する回答からご紹介していきましょう。

退職代行サービスを探す時間がないあなたへ

オススメの退職代行は、「業界最安値(24,000円)」で「失敗しない」SARABAです。
労働組合運営のため、トラブルのない円満な退職が可能。
また、24時間365日スタッフ待機しているため深夜や土日祝日でも、即対応してもらえます。
困難な状況の方にこそオススメしたい退職代行です。

「仕事辞めたい」会社を辞める理由とは

会社員が「仕事を辞めたい」と実際に思う理由を、アンケート結果からランキングで見てみましょう。

≪「仕事を辞めたい!」と思った理由ランキング≫
1位:給与や福利厚生が良くない
2位:職場の人間関係が良くない
3位:休日や残業時間などの待遇が良くない
4位:仕事内容にやりがいを感じない
5位:会社に安定性、将来性がない
6位:仕事を正当に評価してもらえない
7位:経営理念や社風が合わない
8位:職場環境が悪い
9位:希望の勤務地でない

調査方法/全国の20~35歳の会社員(正社員)を対象にインターネット調査
実施期間/2015年7月31日~8月2日、回答数370名
この調査では1~4位が全体の約8割
引用元:https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/caripedia/03

こちらのアンケート結果では1~4位の理由を挙げる人が、全体の8割を占めています。つまり、会社の待遇や人間関係、仕事内容に対する不満やストレスを感じている人が多いのです。
それでは、これらの理由から辞めた方がいい職場の特徴について、詳しく解説していきます。

辞めた方がいい職場の特徴①「給与や福利厚生が良くない」とは

給与は生活に直結する問題であり、仕事のモチベーションにも繋がります。また、家賃補助や休暇などの福利厚生は会社への信頼や満足度に影響を与えます。そのため、多くの人が給与や福利厚生に不満を感じて仕事を辞めたいと考えています。

しかし、給与や福利厚生を充実させるためには、当然会社側にコストがかかります。特に中小企業の場合は、大企業のように福利厚生を充実させることは難しいかもしれません。充実した福利厚生を求める場合は転職を考える必要があります。

給与や福利厚生がよくない会社の特徴は以下の4つです。

給与や福利厚生がよくない会社の特徴

1.  給与が悪い・昇給しない
2.  給与が下がる
3.  サービス残業が多い
4.  福利厚生がよくない

給与が悪い・昇給しない

給与が低いことで不満が生まれやすくなり、職場の雰囲気や人間関係にも影響を与えます。同業種と比較した際に給与が低い場合は仕事を辞めることも考えた方がいいでしょう。
昇給制度を設ける義務は会社にはありません。しかし、昇給制度があり仕事量や責任ある仕事が増えている一方で、昇給がされていない場合は正当な評価がされていない可能性があります

給与が下がる

会社の業績が悪化したなどの理由で給与がカットされた場合、月収が下がる以外にも基本給をもとに計算される残業代やボーナス、退職金などにも影響があります。
そもそも給与カットは簡単にできることではありません。そのため給与をカットせざるを得ないような会社の経営状況について確認する必要があります
ボーナスがカットされた場合も同様に会社の経営状況が悪い可能性があります。業績の回復が見込めず、ボーナスカットが繰り返されるような場合は転職を検討した方がいいでしょう。

サービス残業が多い

そもそも残業代がでないことは違法である可能性があります。働き方改革により従業員の労働環境を見直している会社も多い中、就業時間にタイムカードを打刻させられ、その後も働き続けるような会社は辞めた方がいいでしょう。
長時間労働が常態化している場合、そもそも一人あたりの業務量が多いことが原因の一つにあります。人員確保できない会社は社員が定着しない職場環境にあるか、人を雇うことが出来ないほど経営難にある可能性があります。 

福利厚生がよくない

福利厚生には大きく法定福利厚生と法定外福利厚生があります。法定福利厚生とは社会保険のことで、法律により定められています。法定外福利厚生とは住宅手当、役職手当などの各種手当や育児休暇・介護休業、退職金制度などが該当します。
法定外福利厚生は会社にとってはコストがかかりますが、従業員の定着率が上がるため導入している会社も多くあります。福利厚生が充実している会社は従業員思いで魅力的な会社の特徴でもあるといえます。

辞めた方がいい職場の特徴②「職場の人間関係が良くない」とは

職場は1日の多くの時間を過ごす場所です。雰囲気がよく人間関係が良好の職場は気持ちよく過ごすことができ、業務以外の悩みも少なく済みます。しかし、実際は多くの人が職場の人間関係に悩みを抱えています

会社は人と人との集まりなので様々な性格の人がいます。性格が合う人合わない人がいることも当然ですが、仕事をする上で他者を尊重できず、業務に支障がでるような会社はやめた方がいいでしょう。

人間関係がよくない会社の特徴は以下の3つです。

人間関係がよくない会社の特徴

1.  上司が部下から信頼されていない
2.  挨拶などのコミュニケーションが取れていない
3.  悪口や噂話が絶えない

上司が部下から信頼されていない

パワハラ上司は論外ですが、上司が部下とコミュニケーションが取れていない場合や、雰囲気が悪く風通しの悪い環境を改善しようとしていない場合は、上司と部下との間で信頼関係が築けていないといえます。
上司と部下の信頼関係が築けていない職場環境では、部下は上司に報告や相談がしにくくなり、仕事自体にも支障がでてきます

挨拶などのコミュニケーションがとれていない

挨拶などの日常でのコミュニケーションが乏しいと情報共有がされにくく、会議などの意見交換の場面でも発言しにくい雰囲気になることがあります。
個人の能力のみを必要とされている職場でも、最低限のコミュニケーションも取れていない環境では、行き違いや組織としての機能が低下してしまう可能性があります

悪口や噂話が絶えない

どのような職場にも嫌味な人や性格が合わない人はいます。また日々の業務のなかで愚痴の一つも言いたくなる場面が生まれることは誰にでもあることです。
悪口や噂話を社内で他人が聞こえるように話すことや、それらを上司など指摘しにくい人が行っているような職場は全体の雰囲気が悪くなります。また噂話がすぐに蔓延するような環境では部下は周囲に相談しにくい環境になり悪循環が生まれます

辞めた方がいい職場の特徴③「休日や残業時間などの待遇が良くない」とは

厚生労働省によると過労死のラインは「発症前1ヶ月間におおむね100時間」、あるいは「発症前2~6ヶ月間にわたっておおむね80時間」を超える時間外労働としています。
休日がなく、毎日長時間労働を強いられ身体的・精神的に疲弊するような会社は、過労死ラインに至らなくても早めに辞めるべきです。

休日や残業時間などの待遇が良くない会社の特徴は以下の2つです。

休日や残業時間などの待遇が良くない会社

1.  有給が取得できない
2.  休日出勤・長時間労働をしている

有給が取得できない

有給は労働者に与えられた権利です。基本的に希望日に取得することができ、職場に取得理由を伝える義務はありません。しかし、会社には「時季変更権」があり、繁忙期などの事情がある場合は別日に有給を取得するよう申請する権利があります。
常に人員不足で休めないことや、独自の社内ルールで有給取得に制限があるなどの理由で会社は有給取得を拒否することはできません。そのような会社は辞めた方がいいでしょう。

休日出勤・長時間労働をしている

繁忙期などで一時的な長時間労働ではなく、休日出勤や長時間労働が常態化している場合は、そもそも一人に対する仕事量が多く労働環境が悪いといえます。
会社が労働環境を改善しない、新たな人員確保をしない場合は離職者が増え個人の負担はさらに増えていきます。これらの問題は転職することで改善することができるので早めに辞めるかどうか判断した方がいいでしょう。

辞めた方がいい職場の特徴④「仕事内容にやりがいを感じない」とは

やりがいとは行為に対して充足感や手応えを感じることです。つまり、やりがいのある仕事とは、自身が行った仕事に対する「評価・報酬・将来性」があることだといえます。これらがない会社は辞めた方がいい会社といえます。

仕事にやりがいを感じない会社の特徴は以下の3つです。

仕事にやりがいを感じない会社

1.   成果や結果の評価がされない
2.   報酬がない
3.   将来性がない

成果や結果の評価がされない

成果や結果に対して適切なフィードバックをもらえていない会社はやりがいが得られない会社といえます。適切なフィードバックとは、良いことも悪いことも含めて自身の成長や新たな気づきに繋がるようなフィードバックのことです。
自身が適切に評価され成長できると感じることが出来る職場は周囲との信頼関係を築くことができますが、これらがない会社で今後自身が成長していくことは難しいでしょう。

報酬がない

自身の仕事が評価され見合った給与がもらえることや、昇進や昇格など収入アップに繋がることはやりがいやモチベーションになります。
金銭面だけではなく、仕事をして誰かに感謝をされることでも誰かの役に立っているという感覚をもてることは仕事のやりがいに繋がります

将来性がない

会社内で今後のキャリアアップが臨めることや目標設定を持つことができると、そのために努力し達成したいと感じやりがいを得ることが出来ます。
今後のキャリアアップや目標がなく不満に思う場合は、職場環境を変えることで新たなキャリアや目標を見つけることが出来ます

辞めた方がいい職場の特徴は他にもある

上記以外にも辞めた方がいい職場には以下の4つのような特徴があります。

その他の辞めた方がいい職場

1.  業績が悪化し将来性のない会社
2.  経営理念や社風が合わない会社
3.  職場環境が悪い会社
4.  希望勤務地ではない会社

業績が悪化し将来性のない会社

業績が下がっている会社で働き続けることを不安に感じる人もいるでしょう。業績が下がり続けていても業務改善や新たな戦略を行っていない会社は将来性がないといえます。
また、業界全体で業績が落ちているようないわゆる「衰退業界」では、特に新たな戦略もなく成長がみられないような会社は今後の成長は難しいでしょう。

経営理念や社風が合わない会社

会社の経営理念が合わないと感じた場合、個人の力で改革することは難しい問題です。会社への不満を持ち続けて仕事をしていてもモチベーションは上がりません。
部署内における社風が合わない場合はプライベートで距離をとることで解決できる問題もあるかもしれませんが、パワハラやセクハラなどの習慣が根付いているような環境は辞めた方がいいでしょう

職場環境が悪い会社

会社は「労働衛生法」により、労働者にとって快適な職場づくりをすることを努力義務としています。作業方法の改善がされていない場合や、トイレなど衛生的に汚い会社は従業員の労働環境を整える努力がされていないと判断されます。
衛生面などは個々の従業員の意識も重要ですが、会社としてどのように取り組んでいるかを確認し、ストレスに感じるならば辞める選択肢を持ってもいいでしょう

希望勤務地ではない会社

結婚や出産などのライフスタイルの変化や単身赴任など、勤務地での労働環境に不満がある場合は、まず上司に勤務地の変更したい理由を伝えて交渉をしてみましょう。また、部署異動を希望することで解決できる可能性もあります。
部署が変わることによる新たな課題もありますが、これらの相談をしても解決できないのであれば転職を考えてもいいでしょう

辞めるべき会社まとめ

仕事を辞めたい」と全く考えることなく仕事ができると幸せかもしれませんが、多くの人は何かしらの不満やストレスを感じています。不満やストレスを上司に相談し、改善をしてもらうことや、必要な時は休職をするなど、辞めずにできる解決策もあります。

しかし、労働環境の改善が見込めない会社や、すでに身体的・精神的に辛い状況にあるならば、辞めることも選択肢の一つです。今回解説した特徴を今後の人生がよりいいものになるようにするための参考にしてみてください。